今日は溶接を教えるぞ!
溶接中はかなりまぶしい光が出るからな。
溶接面は必須じゃ!
溶接麺!?
聞いたことないけどおいしそう!
実は私、ラーメンにはちょっとうるさいんです!
え?
あ、イヤ、ちょっと・・・・・・
細麺派と太麺派、ストレート麺派とちぢれ麺派で度々論争になることがあるけど、私は不毛な争いにしか感じないの。なぜなら最終的には個人の好みだと思うし、地域性によっても左右されるものだから、永遠に答えなんて出ないわ。それはスープによっても同じ事が言えると思うの。醤油、豚骨、みそ、塩が4大属性としてあるけれど、店舗、地域、国、惑星によって、独自にブレンドすることもあるし、使う材料・調理法にも大きな差が生じ、所謂亜種や希少種とも呼べる独自のラーメンもあるわ。それは天から舞い降りし至高のラーメン職人の感性によって生み出されるの。いえ、この場合彼らの事は、ラーメンエンジェル(略してメンジェル)と言うべきかしら。ところで物理学で「超ひも理論(超弦理論)」というのがあるんだけど、「ひも=麺」であると仮定した場合、宇宙はラーメンで出来ているといっても過言ではないと思うの。やはりラーメンこそ宇宙の起源(にして頂点)であり、人類が知らない宇宙の深淵を除くことが出来る唯一無二の手法であると推測されるわ。ちなみに私の提唱する理論だと「麺は光速(C)を超える」事が可能で、相対性理論の崩壊に繋がる可能性が・・・・・・・・・・・
こ、こいつラーメンガチ勢や・・・・!
つーか、中盤から何言ってるのか全く頭に入ってこねえ・・・!!
へぇ~~!
アーク溶接にはいろんな種類があるんですね!
他にも種類はあるんじゃが、上の4つはよく使われるアーク溶接じゃ。見た目は光って綺麗じゃが、火傷やケガにも十分に注意が必要なんじゃぞ!
溶接の際は、溶接面・皮手袋などの保護具が必要じゃ!
じゃあ早速試しにやってみようか!
ん?なんか金属のもこもこがっ・・・??
師匠!これって何なんですか?
これがビード(溶接の作業をしている際に金属がみみず腫れのように盛り上がっている部分のこと)と呼ばれるものじゃよ。使われ方にもよるんじゃが、溶接後の見た目をよくする為に、グラインダーという機械で仕上げることもあるんじゃよ。
ファイバーレーザー溶接は仕上がりが綺麗で、
溶接をした時の反りも少なく、
ビードも少ないのが良いとこなんじゃよ!
ほんとだ~~~!
ファイバーレーザー溶接の方が綺麗に仕上がってる!
綺麗な仕上がりになるから、外観を気にする箇所で活躍する場面も多いんじゃよ。
次からは今までの溶接とは少し違う溶接を紹介していくから、しっかり学ぶんじゃぞ!
要注目ってことですね!!
また綺麗な花火がみれるかな~♪
スポット溶接の仕組みはこんな感じじゃ!
ふむふむ、2方向から電極で加圧を加えて、電流を流してその熱で金属を溶け込ませる、、、みたいな感じか~。だんだんわかってきたぞ!
なるほど~、スピードも速くて強度も良いんですね!
ん?師匠~、なんかピンの先端に突起が付いていますけど、これはなんか関係あるんですか?
お!いい所に気が付いたのう。
実はその突起がスタッド溶接を行ううえでとても重要なんじゃ。下の図にも示しているが、接合させる部分に突起物が溶け出すことで、接合部分が熱でくっつくという原理なんじゃよ。
大まかな図で表すとこんな感じじゃな。
今日もたくさん学びましたね~!
って師匠!、サイコロは今回どうなったんですか!?
ふふふ、忘れん坊な天然爆裂娘の為に実は裏で準備しとったんじゃよ~!今回はTIG溶接を用いてサイコロを作ってみたぞ。
溶接後とその後の処理の写真が下の図じゃな。
おお~~!!すっごく綺麗です~!
ますます、スポット溶接とかスタッド溶接もやりたくなってきましたよ~。
うむ、是非しぃちゃんにはこれからやってもらわないとじゃな!
だって、リゾットみたいでおいしそうですもん!きっと、作業中でも香ばしい匂いがするんだろうなぁ、、、。
相変わらずの食い意地爆裂娘じゃの、、、
そんなこんなで次回は検査の工程じゃ!
頼むから、食べ物に関わらないで終わってほしいものじゃ。